【店長のための話】無意識でマウントを取ってしまう。あなた、嫌われてますよ!

あなたは嫌われています
最近の嫌われるコミュニケーションの代表とも言える「マウント取り」。
これ実は「自分はそんな事してない」と思っていても、ついついやってしまっています!
他人との会話でマウントを取っていると、徐々に誰からも話しかけられなくなり、孤立します。
仕事上の会話ならまだ我慢ができますから、普段の会話の中から重要視したいところです。
目指すのは、人に好かれる会話をすること。
たとえ悪意がなくても、自分がマウント取りしていることに気付かずにいると、どこに行ってもどんどん嫌われていきますので、人間関係を円滑に進めたいと思っている(特に管理職の)方はちょっと次のことに気を付けてみてください。
では、最初に質問です。
「こないだ初めて○○っていうレストランに行ってきたんだけどさ、めっちゃ待たされて、しかも料理もたいして美味しくないしマジで最悪だったわ」という友達の話を聞いて、あなたならなんて返しますか?
「ああ、あの店は不味いことで有名なんだよな」「えー、□□の方が美味いのに」「△△なら待たされないよ」「あれは●●会社のチェーン店だよ」みたいな返しをイメージした方、まずいです。無意識のマウントを繰り返している可能性が高いですよ。
そういうときは「まじかよ最悪じゃん」「えー結局何時間待ったの?」「そりゃ頭に来るよな」と返すのが、人に好かれる返しです。
どこが違うのかといいますと、会話の中には2つの成分があり、それは「事実」と「感情」。
前者の返しは事実に基づいた返し、後者は感情に寄り添った返しになっています。
会話の中での最初の返しは、感情に寄り添った返しをするようにすれば、「この人は分かってくれる人だ!」となり、話しかけやすい人と認定され、話や情報が集まりやすい人になっていきます。
もしあなたの部下が「エクセルの使い方を覚えるのに手こずってこの仕事に半日もかかっちゃいましたよ、正直、もう寝たいです」と言ってきたら、「それなら○○というソフト使えば良かったのに!」と返すのではなく、まず感情に寄り添って「うわーそりゃあ俺でも眠くなるよ、おつかれさまな、じゃあ良いソフト教えてやるわ」と返すんです。
あなたの奥さんが「最近包丁が切れなくてサラダ作るのもひと苦労だわ」と言ったら「なんでそんな包丁使ってるの?」ではなく「指とか痛くなったりする?大丈夫?新しい包丁探すか?」ですかね。
言われてみれば確かにそうかもな、と思いませんでしょうか。
よく「男性は論理的な会話、女性は感情的な会話になる」と言われていますが、この通り、会話は感情で話したほうが円滑になりやすく、感情で話す女性の話はいつまでたっても終わることがなく、男性も結局は女性とお話したくなるんです。
それなのに、そこで無意識にマウントを取ってしまうと、女性からも男性からもどんどん嫌われていきます。
特に男性は年をとればとるほど知識や経験から事実に基づいた会話をしてしまいがちですが、そこをぐっとおさえて、相手の感情をまず汲んであげてください。
実際のところ、男性というのは論理的な話になりやすいわけですから、多くの人が会話の中で無意識にマウントを取ってしまいやすいということなので、気を付けなければなりません。
逆に、それを気を付けることができれば、他の男性にできないことが身につき、上司からも同僚からも部下からも慕われ、出世コースに乗りやすいかもしれません。
いいですか、会話に大事なのは感情ですからね!
心当たりがある方は実践してみてください。
他にも、リアルでもSNSでも他者に(特に女性から)好かれるべく気を付けることは、
- アドバイスをしない(求められたときにする)
- 批判をしない、悪口陰口を言わない
- 正しいことでも言い方を丁寧に言う
- 自分と意見が違ってもまず相手を肯定する
- ネガティブなことを言わない
- 政治・宗教は「特にありません」のスタンスで
こんなことが言えると思います。
リアルな会話ではもちろんですが、文字の印象が強く残ってしまうSNS上の会話、チャット、ライブ配信のコメントでもかなり効果的で、他の方よりも自分の印象をいい意味で残しやすくなると思います。(特に女性ライブ配信者へのコメントで心掛ければ効果的ですよ!)
無意識にマウントを取ってしまって実は嫌われている人というのは意外と多く、これらのことは意識的に取り組まないと身に着きません。
出世したい人にとってこのことは、仕事のスキルを上げるよりずっと重要(スキルはあとから自然と身に着く)なので、これらを意識して、会話しやすい人、情報が集まりやすい人になりましょう。
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