【店長の考え】「インスタ映え」の終わりが来た

商売の話

インスタ映え終了

最近のSNS事情に、ある変化が起きつつありますね。

それは、これまで隆盛だった「インスタ映え」というものが薄れてきたというものです。

インスタ映えというのは「非日常」や「庶民の憧れ」のような「映える」ものにフォーカスした写真を撮ること、またはそのような場面のことを指していると思うのです。

それが最近では減ってきて、むしろ「日常」や「庶民の生活」にフォーカスされたものの方が増えてきたように感じます。

たとえば「90歳のおばあちゃんと広く海が見渡せる高台の海岸にあるレストランでランチパーティー」よりも「今年90才になったおばあちゃんに私が作ったケーキのろうそくの火を消す」といったストーリーの方が大切にされてきている傾向があります。

もう少し具体的に言えば、「雰囲気の良いお店で誕生日をお祝いする」よりも、「自分にしかできないことで誕生日を祝う」という、その人にしかできないことの方に意識が変わってきているという感じ。

どんなSNSがこれにマッチするかといえば、TikTokがこれに当たります。

インスタは正方形の画面にどのような場所、素材、アングル、画質、エフェクトで映えさせるかが通常の使いかたなのに対して、TikTokはエフェクト効果はありますが、いつもの縦長画面なので気軽に素の日常を撮りやすい仕様になっているからだと思うんです。

だとすれば、どうしてそのようになったのか。

原因のひとつにはやはりコロナ禍での外出自粛とリモート生活、ステイホームの流れで人と人との直接的なコミュニケーションが減ったということがあると思います。

今まで当たり前だと思っていた日常生活に制限が掛けられ、これまでの日常に改めて高い価値を感じている人が増え、相対的に非日常への憧れのようなものが減ったのではないでしょうか。

これはアパレルなどのファッション業界がここ最近でバタバタと倒産が続いているのと、引越し需要と不動産需要が増えて首都圏の新築マンションの価格が過去最高になるというニュースもそれを裏付けているような気がします。

もうひとつの原因は、いわゆる「SNS疲れ」です。

普通の庶民が無理をして映える写真を撮りに行くのに疲れてしまい、無理せず日常をアップできるツイッターやTikTokのようなSNSへ流れているのかもしれません。

とはいえ、それらは対立という図式ではないとも感じます。

マズローの「欲求の5段階説」によると、人間の欲求はより高度な物へ変化していくとあり、「生存」や「生理的欲求」のような本能的な欲求から「承認欲求」「自己実現欲求」のようなより人間らしい精神的な欲求をするようになるとあります。

インスタ、TikTok問わずSNSに写真や動画をアップするというのは、アプローチは違うものの、この高度な欲求を満たす行為であるという意味では同じだからです。

店舗やサービスを行うのであれば、この「非日常」と「日常」をミックスした展開にするのが今後のトレンドになるか、もうなっているかもしれません。

それは今やっている商売がエンターテイメント色の強いものをより日常色に近いものへ商品やサービスをシフトするという意味ではなく、非日常を日常のように扱ってみたり、日常をよりドラマチックに伝えて、商品やサービスの新しい価値観を掘り起こすことで、お客様の購買欲求を刺激するということです。

商品そのものの存在価値(存在意義)は変わりませんが、人間の価値観や欲求が変わることで商品価値(価格)は変わってしまうので、時代や人々の価値観に合わせて売り方を変える、またはそれに沿った商品やサービスを探すというのは組織やお店のトップが行う意思決定のひとつだと思います。

さらに商売的な視点で考えると、それに沿ったSNS展開もしなければならないのが今のマーケティング事情でもありますので、ひとつのやり方で結果を求めるのではなく、ブログやSNSでもどれをどのように活用するのが一番効果が高いのかを引き続き模索していくべきだと思います。

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